[ 生駒祭 ]
毎年11月初旬に開催される近畿大学の学園祭、通称「生駒祭」にて、製作した模型を展示した。KENKENでは毎年この生駒祭に向けて、有名建築や街をとりあげ、その模型を作っている。過去にはJR大阪駅や近大通り、桂離宮をとりあげてきたが、2019年度は「浅草文化観光センター」を製作した。
生駒祭のもう一つのメインイベントが屋台製作だ。KENKENでは毎年当日の屋台販売に出店しているが、使用する屋台は手作りしたものを使用している。2年生のリーダーを中心にデザインを検討し、1年生に工具の使い方を指導しながら施工していく。2019年度は「はしまき」を販売したが、凝ったデザインの屋台のおかげもあり、たいへん賑わった。

[ 見学会 ]
関西を中心に見学会を行う、KENKENのメインイベントで、自ら建築を訪れ空間を体験し会員同士で意見を交し知識や考えを共有する。
長期休暇には建築合宿を行い、普段見学できないところにも訪問する。
[ 企画展 ]
建築学部のある東大阪キャンパス33号館の1階には、学部専用ギャラリーが設けられている。ここでは年間を通して様々な展示が催され、学部内の活動の成果が発表される場となっている。12月から2月にかけて開催された「KENKEN展」では、派生団体のTSURiHAやあきばこ家と協力し、1年間の活動の成果物を展示した。
「近大展」は4年生が最後の課題として取り組む卒業設計課題提出後に開催される展覧会だ。卒業設計では、迫力ある大スケールの模型が製作されることが多く、ボリュームのある展示が展開される。KENKENではこの近大展のポスターの製作や会場内作品の配置、当日の受付、審査のサポートなどの運営、管理を行っている。
[ 共同イベント ]
KENKENには外部の方々や団体と関わる多くのイベントがある。
毎年5月に開催される「ふれあい祭り」では、東大阪建築士会と共同でポップコーンやジュースの販売、模型体験やオリジナルゲームなどの催しを行っている。
毎年11月に開催される「Buy Local」は、大阪市阿倍野区昭和町周辺で行われる地域の資産価値を向上させるためのマーケットイベントである。KENKENは運営スタッフとして参加し、会場の設営や警備、ビラ配りなどを行った。
11月には大阪工業大学との共同イベントを行った。近畿大学のホールを貸し切り、「塔の家」の実寸大の図面を描いた。普段授業などで描いている図面のスケール感を掴む良い機会となっただけでなく、他大学との交流を通して新たな知見を得ることができた。
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